27年ぶりの 飯田線全線走破(3) 2023-3-11

(駒ヶ根駅。ここで8時間経過です。)

続きです。これで終わりです。上の写真の駒ヶ根ですでに8時間経過(豊橋8:11で14:26着)。

前回は119系でボックスシートのコイルバネ車両でしたが、今回は転換クロスのエアサス車ですので快適そのものです。

しかし遅いです。駅間というよりは線路規格が低すぎてスピードが出せないんですね。ほんと養老線と北勢線か内部線をミックスしたような感じの走りです。
河岸段丘に沿って作ったのが要因のひとつみたいですが、これはスピードを求めてるのは無理があるという走りです。

しかし結構乗り降りがありますね、、、、2両編成が程々に埋まった車内が飯田線内で続きます。ローカル線の主役は高校生、という典型的な光景が続きます。
車掌は取りこぼしのないように車補の発行をずっとやってます(飯田線の扉扱いは運転士の仕事)。

(伊那大島駅。遠方に赤石山脈の塩見岳を望みます)

この時期、車窓はアルプス、赤石の山の雪景色がとてもきれいです。見ていて飽きません。スピードが遅いのが気にならないくらいです。

(伊那田島駅。南アルプス方面もきれいです)

豊橋を発車して本当に9時間経って、やっと辰野です。ここで東日本会社線です。
今回は飯田線から出て岡谷~塩嶺トンネル経由で塩尻まで行きます。
中央線に入ってスピードが出るのですが、結構揺れますね、、、特急が走らないとそんなもんかな、という話なのでしょう(笑)

(岡谷駅。ジャンクションなのでそれなりに大きな駅なのですが、駅前がらーんとしています。駅のキオスクも無人店舗、駅員も原則として改札対応みたいで指定券はオペレータ対応の券売機で買ってくれ、みたいな形式でした)

(駅に同居している観光案内所でレンタサイクルやってました。電動自転車も借りられるようです)

(閉店したララオカヤ。)

岡谷で下ります。
今回の長時間の間合いはここだけ。30分ほど時間があるのでここで夕ご飯の調達。
岡谷の駅前は人が居ない。。。。駅前のララオカヤが閉店してしまっていて、人通りもなくがらーんとしています。
駅のキオスクも無人店舗になっていて、セルフ会計になっていて最低限の買い物が出来る位になっていました。
今回は駅を出て少し歩いたところのローソンで名古屋までの食糧調達をする事にしました。

駅に戻ります。4時半の電車なのですが、同時間帯に4本電車が集中するので駅前の閑散が信じられないくらい人が居ます。
再び電車に乗って塩尻まで。塩嶺トンネル経由。トンネルの中でも携帯電話の電話が使えるようになってまして関心関心(笑)

塩尻では15分位あってかの「日本一狭い駅そば屋」に入ろうかと思ったのですが、喰ってる間に電車の席を取られて中津川まで立ちん坊は嫌だったので今回は諦めです。
備考的な話ですが駅ホームのキオスク(1/2番線)は休業中の貼り紙があり、食糧などの調達が出来ませんでした。飲料以外の食糧調達を塩尻駅で行うには改札を出ないといけないようで注意が必要です。

(塩尻ではすでに中津川行きが待っていました。長時間停車でしなのを先に通します。)

塩尻からは313系のワンマン電車。本線走行なのでかなり飛ばします。路盤もしっかりしていえて殆ど揺れません。単線区間もありますがスピード出していても殆ど揺れがありません。
中津川からは最新の315系でした。新車ピカピカ。サハ車に乗ったのでコンプレッサーのおとがかなり目立つくらい静かです。315系は案内放送がすべて自動になっていて車掌のナマ放送はありませんでした)

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今回の乗った距離は実キロで503キロ、運賃計算キロで約523キロ。きっぷの区切りで普通に買うと8690円の金額分の乗車でした。

久しぶりにやった飯田線全線走破でしたが、車両が前回の物とすっかり変わってしまっていました(前回は165系とか119系だった、変わってないのは213系だけ、しかも走っている所が違う(笑))。飯田線はだいぶ架線柱とか枕木が更新されていてそれなりに手入れされていまして、他社のローカル線みたいに経営問題を担ぎ出されるようなことは無いと思いますが。。。(なにせリニア新幹線と交差するからね(^^;

さて次回はいつのトライになりますが。多分これで人生で3回か4回くらいはやったとは思います、飽きは来ないのでまたやりたくなったらやろうと思います(笑)

おしまい。