2024 春の道東旅行記 その5

(この後の行程表)

☆旅行日 2024‐5-17(金)

さてさてかきめしと岬巡りでタイムロスをしてしまったのですが、ここからはロングドライブです。

のんびりステイもいいのですが「ただ走りに行きたい」というのも立派な目的です。普段名四(国道)の信号ばっかり煤まるけの道しか走っていないので異次元空間の道を走りたいのです。それも立派な旅の目的だと思うので(^^)

次の目的地は裏摩周と神の子池です。どちらもまだ行ったことが無かったのでとりあえずは行っておきたいと思って今回の旅の目的地に設定しました。

厚岸のイオンでドライブのお供、今日の夜のツマミとか買い揃えます(原野の中の一軒宿なので、さすがに、、、、(^^;)

北海道の果てとかいえ値段は自分の家の近所のイオンの店と大して変わらない。さすがワオン帝国です。

厚岸の東のはずれから道道14号へ入ります。ここから標茶までは約40キロの田舎の一本道です。

観光のシーズンでもないので殆ど車とすれ違うことがありません。夏だとバイクとかそれなりに要るのでしょうがごくまれにダンプとかとすれ違うのみ。適度なアップダウンと広がる雄大な景色を楽しみながら牧場の間をのんびりと走ります。特に標茶に向かって右側(東側)の景色がいいですね。何気ない景色を切り取っても絵になる光景です。

道央の美瑛の丘や富良野のソレも今や観光インバウンドで人がいっぱい、写真を撮るのもままらないそうですが、このあたりまで足をわざわざ延ばす人は少ないと思いますし、自然の何もない光景の中にいたいのであれば(個人的に)オススメの道だと思います。また走りたいですし、写真も撮りに来たい。ああ無縁もやりに来たいな。生きているうちに来られるのかな????(笑)

★多和平に立ち寄る、そして突然のボーナスというかリワード

標茶経由で裏摩周へ行くのですが、途中で多和平に立ち寄ることにしました。だいたい1時間走って1か所観光とかが自分の考えるベストなプランの組み方だと思っているので厚岸から1時間くらいの多和平で観光&休憩がいいかなと思ったから。(とはいえ、道中で「多和平」という看板を見て「ああめっちゃ久しぶりだよな、嫁様まだ連れて行ってないし、連れて行ってあげた方がいいや」でハンドル切ってしまったのもあるんだけど(笑))

で。もう少しで多和平の展望台というところでいきなり丹頂鶴の親子が道路を横断する場面に出くわしました。

スピード出してなかったので鶴の親子は逃げることもなく悠々と道路を横断していきましてね。写真も資金からじっくりと撮ることが出来ました。

丹頂鶴って昔20代の後半くらいに冬の鶴居村の伊藤サンクチュアリと宿で同宿の人にたまたま連れて行ってもらった時以来かな、、、けどこんな至近で野生の状態で見られたのは初めて(しかも雛付きで)。初日のリワードとしてはサイコーです。かきめし以上のリワードです(笑)

さて丹頂鶴との突然の出会いもゲットして、目的地の多和平に到着です。

ここも20年以上行ってないよな、、、、まだバイクがブームの頃(自分はライダーではない)、開陽台がいいだの多和平がいい、どっち派?みたいな話をしていた頃ですね。記憶も残っていません。押し入れのスライドファイルに撮ったコダクロームが残っているくらいの話。記憶が無いです(笑)

多和平の展望台からの光景です。
ここも我々以外観光客も全くいなくて独り占めか二人占めの状態です。足元はタンポポがいっぱい咲いていてこれまたいい感じです。寄り道してこちらも大正解でした。

さて初日をだらだら(いい言い方をするとつれづれなるままに、か(笑))書いてきましたが、きょうはかきめし、さくら、太平洋と岬、走りがいのある道、丹頂鶴、多和平からの大平原と観光としては充実です。ここで午後3時です。同行人から変なご意見を貰う事もなく感動のシャワーを浴びせ続けています(謎)自分のプロデュースがうまく行くとこれまたナントカ冥利に尽きますかといいますか(笑)

★「牛」ってなんですか?(笑)

さて根釧原野に別れを告げて、ここから山越えのドライブです。

道道150号を緑(裏摩周)方面に向かいます。
突然現れる「牛」の文字。一瞬京都の大文字焼きのアレを想像させる文字がデーンと現れます。

これ、モアン山の結構有名な文字らしいですね。詳しくは調べて貰えれば判ることなのでここでは省略しますが、突然大地にこういう文字が現れるとびっくりしてしまいます(^^;

さてここから少し走ると裏摩周への入り口です。少し天気が曇ってきましたが、まだ天気は持ちそうです、先を急ぎましょう。

つづく