(北浜駅前。ここから斜里まで約30キロ、その先ウトロまで40キロもある。そういえば今回はホクレンスタンドには世話になりませんでした(笑) 後ろの山は斜里岳)
★旅行日 2025-6-13
さてさて旅の話に戻ります。
(上の写真の意味は特にありません(笑))
北浜駅を後にして、244号線を東進します。
昔何度も旅で通った道です。懐かしい道です。昔来ていた時はバイクといっぱいすれ違ったけど、今回は殆どいない。
季節的に若いコが出歩けるシーズンでもないし、この時期に北の大地に繰り出している人ってわかってきている人か時間に余裕のある層だろうし。自分は前者のつもりで来てるけど(笑)
まあシーズンではないからそうなのかも知れないけど二輪は殆どいません。たまにすれ違うバイクは大半が中型か大型のバイクで、大型の方が多かったような気もするかな。残ったファンが年月を重ねてそうなったのかな。別趣味のアマ無線とかも同じなんだけど、幅広い層を見ることが出来なくなってしまったのは昔からの趣味はおなじなんかなと。無線しかり、写真趣味もバイクとかも。
今は相対的に若い子も少ないし、見え方がそう見えても仕方が無いのかな?ようわからん。多分10年もすれば北の大地をバイクでさすらう人はいなくなるかもしれないかも・・・?
天気がいいので窓を開けてゆったり走ります。車が後ろに詰まったら左によって左ウィンカーで減速しそれらを通してゆっくり走ります。久しぶりに来た旅の人には多分その位がよかろうと?(笑)
今時の車は燃費のパフォーマンスとか運転席のディスプレーに詳細に出ちゃうんでなんか気にして走っちゃう。それも影響してるのかな?
昔最初に買った車が5MTのカリーナで、北海道を走り回った時にはリッター15以上は当たり前で走れて、リッター18(Km/L)とか叩き出したこともあった。今はATでもその位はHV車だったら町走りでも平気で出ちゃうだろうけど。(今回のレンタカーはヤリスクロスのATで純粋ガソリン車でしたが、トータルでは16ちょいだったか。昨年の釧路方面はルーミーATでHVではない、でもっといい燃費で走ったのだけれど、、、車体が大きいからそんなもんか。)
道は網走から東に走れば~そこを右に曲がれば屈斜路湖摩周湖方面、次に右に曲がれば根室標津、まっすぐ行ったらウトロと天に続く道の起点(また後で書きます)となります。観光的には網走から原生花園~斜里あたりが賑やかで、だんだんと旅の目的地にしたがって人や車の流れが別れていって減っていく、最後はさすらい?そんなの。旅のプラン立てでトレースとかストーリー立ては幾らでも違ってくるので、そこいらは妄想は幾らでも出来そうかな。だから何度も来ちゃう。北の大地の旅の醍醐味と言いますかネ(笑)
我々はひたすらまっすぐ走っていよいよ知床半島へ。ほぼ計画した時間通りのドライブ。
334号を走る頃から窓を開けているとセミの鳴き声が聞こえてきます。エゾハルゼミです。どれだけいるのだろう、ヒグラシの鳴き声みたいな声がすごい。車の音以外はその音しかしない、不思議な体験。ヒグラシだとしたらあれ季節違うよな、、、あれっ?という本州人の錯覚です。
この時期来るのは初めてだったし今までにない体験。これを聞けただけで半分ご馳走様、おみやげはいいや??みたいなの(笑)
力強い新緑を眼で感じ、耳で普段聞くことのない音を感じて。また来たい、という動機づけをもらったような感じです。
昨年はどうしても春に来たいという希望を叶えたんだけど、今年もまた夏前に来てしまった。昔シロクニ(C623ニセコ)を追いかけていた頃GWにも来た時があって、その時の春の芽吹きとか緑に変わって行く光景が忘れられなくてね。夏に人を見に来るよりははるかにマシだろうという的な判断もあったりするんだけど。
昔通っていた頃は仕事の夏休みと年末年始の冬休みが主だったんだけど、それはそれでいろんな人と知り合えて、それがいまでも自分の財産になっているからいいのです。ただ今この年齢になって何を旅で享けたい(漢字あってる?)のかと言えば自然から感ずる何かなのだろうという気の方が勝るのだろう、というところ。
(何言ってるのかようわからんけど(笑))
あとまぁ今の仕事が夏と冬にピークがあって人様の休みのような時期に休みが取れない、5,6月と10,11月くらいが相対的にヒマなので(子供に手がかからなくなったし、今の部門だと休みがとりやすい、という背景もある)なんか上手く嵌まったのかな?いつまで来れるかわからないけど、できればお金と気力が続けば新緑の季節の北の大地の旅を重ねて行きたいと思ってたりします。
★ウトロの道の駅で昼食
(道の駅うとろ・シリエトク)
(道の駅の駐車場。キャンピングカー多し、、、、)
そうこうしてほぼ予定通り、お昼前に今回の旅のベースのウトロの街に到着です。
後の予定があるのでここでは昼ごはんタイムのみ。
道の駅の駐車場はキャンピングカーがたくさん。この組み合わせは地の果てに行っても同じみたい。道の駅と観光の云々についてはまた改めていろいろ書いてみたいと思いますのでここではさらっと。
昼ご飯はジビエカレーとジビエの味噌カツ丼。写真の通りです。(なんかそっけない書き方ですが、、、)
なんか食べようとすると一人4ケタの昼ごはん(=外食)になってしまいます。
二人で喰ったら3000円弱行ったのかな。一人3ケタで済まそうすると麺類か近所のコンビニ(セブンイレブンかセイコーマート)になってしまいます。それは現実で観光地だから仕方が無いのかと思いつつ、券売機で食券を買っていました(謎)
選択肢がないんだよね<地の果てでは。
海鮮丼は3000円を越える単価をつけてる。貧乏人には手が出ない。自分は相手にされていないのかなとも思ってしまった(語弊がある書き方でしたら関係者の皆様すいません(^^;) 勝手基準ですが「海鮮丼がいくらするかは観光食の単価バロメーター」と自分は見てるので条件反射的にうーん、となってしまいました。家から30分の四日市のまぐろレストランだとその半値で食べられるからあえてここで食べなくてもよい、という判断になってしまったです(重ね重ねすいません)。
網走から100キロも離れると食糧事情は大分選択肢がなくなります。外食は世間の流れで高くなり重ねているとどんどんお金が出て行ってしまう(20年位前だったまぁ、当時まだ小さかった子供たちを北の大地に連れてきた時全部外食で通したらとんでもない財布勘定になってしまい反省案件のなってしまった?んだけど。)。旅の食も自分の旅行スタイルに合わせて色々と計画立てて準備しないと、というのは出る前にある程度は考えて出発はしましたが。。。。地の果てに行くにはそれなりの食糧を持って行くか、機会の半分は宿の食事にお世話になった方が無難かなぁ(ここだけでなく)、と思った次第です。
昔は道の駅とかなくて、道も立ち寄り先もこんなに立派ではありませんでしたか。35年位経って大半が変わってるような感じがしました。今年で世界自然遺産になって20年らしいですが、それを境にして変わってしまったのかな。それはそれでよかったのかも知れませんが、必ずしも100%そうで良かったのかなとも思ったりもしましたか<心の中では。小奇麗でスマートで万人を受け入れなくてはいけなくなって変わって行ったのでしょうが、昔の素朴な頃?に何度か訪れた身としてはちょっと素直になれなかったのかも知れません。
ぐたぐた書きましたがここからが知床観光のハイライト部分です。町内唯一の信号!を過ぎたらこの先信号機はありません(知床峠を越えて羅臼の街までありません)。民家が途切れて幌別橋を渡り高度を上げて行きます。テンションも勝手に上がります(笑) 岩尾別の分岐(知床自然センター)を折れて我々は山の奥深くへ入っていきます。
この先は色々な想い出があるところなのでまた旅のトレースが止まりそうです(笑)
次に何が書かれているかは次回のお楽しみという事で(謎
つづく。