(押入れの膨大なネガ群。時々虫干しガス抜きをやって思い出に浸ったり、忘れた思い出も思い出したり。生きているうちはいっしょ(笑))
第2話です。
★ネガの掘り起こし
一人プロジェクトがスタートしました。
期間は3か月弱。これだけあれば押し入れの膨大なネガのサルベージは可能だろうと思ってはいたのですあが、いかんせんそんな時に限って仕事が忙しい。現場仕事な人間なんだけど、人のやりくりとかその他いろいろなことがあって実際作業に取り掛かれたのは2月上旬の事。
幸いにもコロナ禍の時にネガ類の整理整頓がやってあって、時系列的なピックアップはすぐできた。
色々その頃の写真って自分写真係みたいなことやっていたからいっぱいあるんだけど、人様に見せようかとか相手様にドンピシャの写真をセレクトしてお分けしよう、というカットをセレクトするって案外難しい。こういうのは写っている物すべて、というわけにはいかないもの。前の記事に3回しか会っていないという事を書いたけど、その中から個人のその時の記録というか記憶のピースを埋める写真を選ぶのには配慮がいった。表情とか、フィルム上のアレコレとかを考えながらこれなら大丈夫という写真は10枚もなかった。
裏を返せばナントカの鉄砲も、という纏め方よりは選んだ方がインパクトはあるだろうという考え方で行くことにした。
アナログ写真には欠かせないライトボックスとルーペ(ルーペはもう廃盤のピークのアナスティグマットルーペ4x)。
そしてたくさんの思い出の詰まった自分で現像したネガ群。30年ほど前は旅写真の大半はモノクロのネガ、お金が無くって。
幸いにもラボ勤めだったのでカラーの現像には(色んな意味で)苦労はしなかったけどフィルムのイニシャルコストをかを考えてその頃は自分で長巻(100ft)を買って、デイロールで巻いて、パトローネいっぱいにして旅に出てた。そんな過去のお遊びというか若き日のお遊戯というか、そんなのの記録のかたまりが写真のネガたち。
案外1コマずつ見て行くと余計なことまで始めてしまってずるずる(笑)。写真あるあるです。たまにはそういうのもイイでしょう。趣味ですからネ。
(準備したフォトフレームと、プリントとショーレックス(ハイゼックスとかともいう)、当時の旅の記録ノート。30年位前はまだインターネットとか言うものは無くて、パソコン通信を限られた人たちがやっていた程度。情報の流通は殆どが紙だった時代です。)
★紙焼きを作る、あわせて渡すものも準備。
写真を渡す相手は高齢の方なので銀塩の紙焼きを渡すのが最適という考えに基づき、すんなりとミニラボ屋~と思ったんだけど、今時フィルムに対応しているミニラボが稼働している店なんて、ない。名駅に行っても大手量販店からはミニラボは撤去されていて即日には持ち帰りが出来ない。
そういうときの最適解は自分でスキャンして、色をさわってリサイズトリミングをして、オーダーキャッチャーの有るセミセルフの店に行くか、ネットで注文配達まで完結させるか、行きだけネットで投げて仕上がりだけ取りに行く、という事をしないといけない。 幸いにも市内のショッピングモールにそんなことを出来るお店があって、銀塩の紙焼きは作ることが出来た。
当時はモノクロもやっていたのでその手の写真もグレースケールからRGBのデータにしたら紙焼きを作ることが出来た。昔の暗室ワークはもう出来ないので助かったという話でもあった。
(ちなみにモノクロもRGBで作らないと機械は受け付けてくれない。1回ヘマしてしまった。)
今回は紙焼きを渡すだけでは~と思ったので、フォトフレームを付けて渡すことにした。理由は写真は飾って貰ってなんぼという計算。その人のソロの笑顔な写真が運よく見つかって、これなら飾って貰って見て貰わないと、という計算。フレームは2枚買って、L版と2L/カビネ版のどちらでもいけるようにして。
写真はL版と2L版の2セット作った。相手様の都合で選んでもらえばいいし、外れた方も予備を持って貰えばよいという考え。
今回はデータも渡すことにした。SDカードにプリントに合わせたピクセル数の写真データと簡単なテキストデータ、自分からの簡単なMsgを入れて。
写真の渡し方なんかも30年前のやり方と全く変わってしまって。
昔は旅先で住所交換して、写真交換ごっこと手紙のやり取り、年賀状に暑中見舞い、旅先から絵葉書書いて送ってみたりとか。いろんな楽しみがあった物ですが、今はネットでさらっとやり取りして、その場限りのグループを作って一斉送信してDLして終わりとか。味気ないですね。あと自分たちがそういう交流していた頃の跡はプライバシー尊重というのが優越しちゃって、そういうやり取りとかも激減しちゃったのじゃないかしら。
まあこの手の話は人様にしても話が咬み合わなかったりするので長々とは話しても無駄骨になるので止めておこうかな。時代は変わってしまったという事でひとまず区切りをつけておこうかな。
ここまでの作業が終わったのは1週間前。
あとは現地に持って行き、自分の準備したものが相手に伝わるかどうか。
確信半分以上。多分大丈夫。そんな算盤勘定をして当日を迎えることにした。
つづく。
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