モノトーンの世界・駅とその光景編



最初に紹介するのは・・・・なんてことない写真なのですが、思わず
懐かしくなってしまう人もいるんじゃないかな、って事で持ってきました。

文章を読めばそれはごもっともな話なのですが、こんな事駅では
このご時世書いてありませんよね。けどこういう看板を見ると、
みんなの物は仲良く大切にいつまでも使いましょう、っていう
ごくごくありふれた、あたり前のことを思い起こさせてくれる・・・・
タイムトリップした世界から現世の人たちに語りかけてくれる、
そんな光景が深名線には生き続けていたのでした・・・・・・





使われることのないタブレット置き場。
深名線で交換できたのは、末期は
幌加内・朱鞠内の2カ所だけでした
(この写真は鷹泊駅で撮影)。
まるでサッシじゃなきゃ「北の国から」に出てきてもおかしくないような
帆立小屋みたいな駅舎。けど、小さいながらまちの玄関だったんです。
大切にされてきたからこそ、長い間生きながらえることが出来た駅舎。
懐かしい世界が広がっていました・・・・・





たった1両も止まれない、盛り土だけのホーム。生い茂る夏草たち。
どこまでも続く、いろんな思いを乗せて走っていたまっすぐな線路。
昔ならどこにでも見られた、「ハエタタキ」。まるでそこは
鉄道の原風景を見ているような光景でした。今ではもう帰ってこない
懐かしの光景です・・・・・(円山)


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