2004・なつの北海道旅行(1)


2004年の夏の北海道旅行記です。長々と書きますのでヒマな時にお読みください(笑)


◎この夏は・・・

年1回のお楽しみ、夏休み。

今年もわが家の夏休みは北海道となりました。
気が付けば自分の北海道通いも15年ほど。トンネルが出来て間も無い頃からの通いとなります。随分と月日が経ってしまったものです(笑)。
昔からの知合いも皆同じだけトシを食い(笑)、みんなが北海道に行って、同じ話をしながら旅の夜を過ごしたり、こちらで集まって遊んだり、酒を飲んだりという事もめっきり少なくなりました。
北海道関係の掲示板を見たり、あるいは関係者とか旅仲間から聞くと、北海道を訪ねる人は自分が通っていた頃から随分と減ってしまっていたり、またバイクをめっきり見なくなったりとかあんましいい話を聞きません。
けど何か惹かれるものがあるのでしょう、今年も我が家の夏休みは、北海道旅行と夫婦阿吽のなんとかで決まってしまいました。

今回どうして昨年に引き続いて北海道にしたのか。
それにはいろいろ訳が有ります。
まず高速フェリーが登場して自分の会社の夏休み(交替で6日連続)の長さで「自家用車をもって行ける」ようになったこと。
これが一番の理由です敦賀・小樽にいったら20時間で北海道です。
もちろん2時間で千歳までいけますし、レンタカーでもいいわけです。

しかし子供が小さく、まだ飛行機で行くには(子供を抱えないといけないから)荷物が多すぎること、多分3歳児には間がもたないであろうかという現実。
そして、やはり・・・・通い慣れた土地に行くのが効率よく遊びに行くには一番いいこと(笑)

などなどの理由から、今年の夏休みはまたまた北海道マイカードライブ、となったのでした。

◎予約はすべてインターネット

今回の旅行はあんまし移動をしない旅と言うことにしました。小樽・札幌に各1泊、富良野に2泊ということにしました。
案外子供を持つとあまり極端に安く行こうと思っても自分の都合や方針だけで決めるわけにはいきません。とえばYHあたりなんて家族パスで登録していますし、安宿なんかでも家族でもOKとかいう宿はあったりします。また極端なことを言えばツーリングワゴンで行くのですからキャンパーになってもいいわけです。
しかしまあわがままな年頃の子供(3歳)を持つと、そこそこのお金を払ってそこそこ他人様に迷惑もかけず、家族水入らずの時間を優先させるのが自然な流れ・・・・ということで、今回は札幌・小樽に関しては「旅窓」でホテルを予約することにしました。
予約活動そのものは5月の末だったのでまだ7月の予約は安泰。10分で宿の予約は終わってしまいました。富良野の宿もメールでコンタクト、あとで電話で再確認ということで完了です。

船の予約も新日本海Fのインターネット予約を昨年に引き続いて利用。
予約が5月の末だったのでまだ安泰。一応4人部屋の大人二人+子供もベッド、ということでリザーブをかけました。
旅行会社に頼めば手配に500円。んなバカな話はありません。インターネットで現金動かさずに、ポイントもしっかり貯めてちゃっかりがセオリーです(笑)

#後にラッキーな変更が出来ることになったのですが、それは改めてその項で(笑)

てなわけで、どこにも電話をかけずに予約そのものはオンラインで全部完了。以前でしたらこういう予約は電話をかけてやっていたのですが、オンラインサービスですべて出来て、しかも宿なんかはオンラの方が安かったりしますので、これからはアタマの考えを変えて旅の計画を立てないといかんなあ。と切に思った次第です(笑)


◎子連れの現実問題

自分も子供をもつ親となって3年となりました。
子連れ旅行にはいろいろと問題というか課題と言いますか。そんなものがあるのも現実です。
一人気ままに旅をして。あるいは目的地で気の合う仲間と落ちあってまた散って行く。YHや俗に言う旅人宿なんかを使って気ままに旅をする世代は卒業しました。
家族の意向、嫁さんの意向、そんなものを汲み取りながら予定を立てて行くことになります。
そういうのがたまにめんどくさくなって来て、最近新聞のツアーの値段を見ては「そんな値段でお任せで行けるのか」とへえ、はあ、と言ってみたり(笑)。こういうのは自然の流れなんでしょうかね(笑)。

まあそんなこと言っても仕方が無いです、せっかくの年1回の休み、企画を立てる事くらいから気合を入れてやってみたいものです。ツアーで行けば絶対家族とは言えども3人いればいろいろ希望はあるもの。今回も子供の年と嫁さんの希望を聞きつつ、最大公約数を導き出す旅の計画を1から作ることとしました。

#まあ、たまには頭を働かさないといけないという話も?(爆)

子供をもうけりゃ旅の形も変わる。当たり前の話なんですけどね(笑)

◎出発前に体調を崩す

今回、ちと困ったことになってしまったことが旅行直前にありまして・・・。

実は旅の直前10日前ほどから風邪を引いてしまって。それが直らないところに無理して仕事したらこじらせてしまって、前週(土日)にあった社員旅行をドタキャン。しかも直りきらずに旅行前の週は月曜日にダウン。火曜水曜と出勤したところで水曜日の仕事後に急性中耳炎になってしまい、木曜日にあえなくダウン。耳鼻科にかかるハメになってしまいました。
このままでは旅行にいけるのかいな・・・・・と思いつつ金曜・土曜と出勤して月曜日を通院(再診)にして休みに。
出発当日の午前中に病院に行ったら、中耳炎が慢性か真性かとかいう話になっていて。
これはちょっと深刻・・・・・・

とりあえず飛行機に乗るわけではないので支障はないということで10日分の薬を出してもらって午後から出発、という話にこぎつけました。

夏風邪は結構体に堪えるといいますか。どこの会社もそうなのでしょうが、人数が少なくなるとどうしても社員の方にしわ寄せが行ったりとかで知らないうちにカラダが疲れていたりするものです。自分も少ない人数でやりくりしている間に体力は落ちてそんな風になっていたのかも・・・・・。

まあなってしまったものは仕方がない。右の耳に半分水が入ったような感覚を抱えながら、7/5、家族奉仕の夏休み旅行がスタートしたのでありました・・・・。

◎写真

旅と言えば写真なんですが、今回の旅行は機材を大幅に絞り込むことにしました。まあ家族連れではたいした作品撮りをすることも出来ないだろうし、でっかい三脚は死重。撮影は嫁子供を待たせることになるし、「車に積めてそこそこの旅写真が撮れればよろし」ということにしました。
スナップはコンパクトデジカメと携帯に付いているカメラ。200万画素ありますからメモ取りPCユースには十分。撮っておきたい旅写真を35ミリのカメラ、あと645を1台持って行きます。
デジカメ時代ですから長期の旅行にはパソコンが欠かせない。
けどHDDに入れてすっ飛ばしては元も子もないし。てなわけで今回はどうせデジカメでスナップバリバリ撮ることは分かっていたのでフェイルセーフの概念でCDRの焼けるノートパソコンを担いで行くことにしました(笑)。

なんか絞り込むことにしました、とはいっても、一眼レフ2台、レンズ4本、中判1台、携帯デジカメ、コンパクトデジカメ自分1台、嫁さん1台、三脚に一脚と。なんか気合が・・・・(笑)
車ですからね(笑)

#個人的には、パソコン、特にサブノート、ミニノートの類はなんだかんだと言って持っていったほうがデジカメ全盛時代には無難だと思います。カタオチのリブレットとか、インターリンクとか、あの類を旅用に持っているとデジカメ時代でも重宝するのは請け合いでしょう。メディアで保持して持って帰っていると、不意の静電気でパア、という話はないとは限らないですし。「バックアップの概念」というのをデジカメ時代では忘れずに(笑)


◎荷物を絞り込む

去年の旅は苫小牧着の船だったのですが、最初の夜を車でビバークということにしたので荷物がかさんでしまって。毛布やなんやらを積んだために最初から車高が沈んでいたりしました。
今回は最初の夜をホテルということにしたので、その分荷は軽くなりました。あと今回はコーヒーでも沸かすかとかいうしゃれた考えはやめてコンロもお茶キット、寒いから乗せておくかのランタンもなし。買い置きのお菓子やジュース類も極力削減。
お陰でラゲージスペースはかなり広く取れました。

旅の形も毎回勉強、といったところかな。

まあ我が家の場合は洗濯をマメにしてくれる嫁さんがいるので助かるのですが・・・・・(笑)
去年の経験から、洗濯をどこでどうすると荷物が減るか、という事をよく覚えていまして、そういう嫁さんの切り盛りもあり、今回は車高を沈ませずに出発することができたのでした・・(笑)


(ここからが旅日記、その2へどうぞ(笑))


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