2004・なつの北海道旅行(6)


2004年の夏の北海道旅行記です。長々と書きますのでヒマな時にお読みください(笑)


●北海道最終日

オフラインを終えてホテルに戻り、そそくさと床につくこととします。
オフはススキノの南のほうで、自分のとった宿は狸小路だったので歩いてすぐホテルに。他の仲間は2次会のカラオケに行ったようですが、子供連れでは夜中までカラオケボックスはちょっと・・・という話(笑) 潔く引き上げてきます。
嫁さんと子供は程なく寝てしまったのですが・・・・・。私はこのホテルが「インターネット全室無料サービス」ということを知っていたので、持ってきたパソコンを取り出して早速接続してみる事とします。まあLANですからすんなりと・・・・・(笑)

接続してしばらくすると、いつもネットであれこれやっている人からメッセンジャーで複数呼び出しがかかります(笑)。しばし30分ほどメッセでうだうだ話して今日の締めとしました。
ネット三昧の毎日ですが旅先まではどうよ・・・・という話もありますが、自分の場合はサイトの保守とか掲示板類も抱えているのである程度はつかず離れずの状態でないといけないという事情もあったり・・・・・・(笑)

翌日。下の喫茶コーナーで朝食です。
ビジホだったのでそれなりの朝食。サラダとドリンクとパンはフリーでしたが、肝心のメインは取り放題ではないし。腹をとりあえず満たして〜、つていう感じで終わってしまいました(笑)
チェックアウトして、車を荷物に放り込み、一路小樽へと向かいます。
今日の予定はまず小樽交通記念館で前日から始まった「マニ30」(日銀が使用していた鉄道現金輸送車)の一般公開に向かいます。事前にネット関係の知り合いにどういう段取りになっているかというのは聞いていたのですが・・・貴重な車両で話題性もあるからまず最初の目的地を押さえて、本日の日程消化をしていく事とします。

天気があんまりすぐれません。最後の最後までおてんとサマに嫌われているようです(笑)
高速乗っていると近くの山の中腹まで雲が降りてきています。果たして本日天気が持つのかいな・・・と思いつつ、札樽道を一路西へ。

★まにたんの話は別途ページを作ってありますので、そちらの方をご覧頂きたく存じます。
 ここをクリックして、別ページを開いてください・・・・・・・(^^)

●余市のニッカ工場

マニ30の見学を終えて、今度は余市のニッカウヰスキー北海道工場へと向かいます。
嫁さんがニセコの方まで足を伸ばしたい・・・と言っていたのですが、なかなか後の予定や一本道(R5)の渋滞なども考えるとニセコ・積丹の方へは足を伸ばせなさそうです。とりあえず無難なニッカの工場に行くこととします。
小樽から30分くらいで到着。車なので裏口から入って工場の敷地に入っていきます。ここまで来ると小樽の観光地なんかの喧噪はどこへやら、観光バスも数台、車もいつぱい止まっているわけではありません。或る程度落ち着いて回れそうです。
敷地はかなり広く、ゆっくり回ると1時間はかかりそうです。カメラ片手にスナップを撮りながら歩くのが個人的なおすすめです。行ったときはもう空が泣き出しそうな天気だったのですが、それでもいろいろと撮れる場所だな、と思い、一脚も取り出して結構な枚数を撮っていました。

車でで来るとこのゲートがお出迎えです。
正門のちょうど反対側です。
中は昔の雰囲気が色濃く残っています。
敷地も広く、ゆっくり見て回りましょう・・。
なかなかいい雰囲気・・・・・(笑)
工場は見学フリーです。ウィスキーの事も
お勉強しましょう(笑)
中はよーくクンクンすると、ウィスキーの香りが。
有料のテイスティングなんかも出来ます。
この建物の前に原酒の販売所もあるので、
ぜひ1本買って帰りたいところです・・・(笑)



ここで昼食。敷地内のレストランで頂くこととします。嫁さんは海鮮丼の類を、私はハンバーグのランチ・・・・実はずーっと「旅先ではコンビニを使わないでおこう」という信念の元絶対まともな物を食べるのだ、というスタイルを貫いてきたのですが・・・・・・
結果、どうこう事になったのかというと、我が3才児は自分の好きな物しか食べようとしない。かといってお菓子を食べさせるのはよろしくない。結果、ハンバーグなどをどうしてもかませないと親子3人の食事が成立しない、という話になってしまいまして・・・・・。子供がハンバーグをたべる、親はハンバーグ無し定食を食べる。そんな日々が続いてしまっていたのでした(笑) ここでもその例に漏れず・・・・・(爆)
ここのレストランは出されてきた物の食器も温かく、なかなか好感が持てる物でした。

海鮮なんとかだった、忘れましたが、値段相応で
うまかったです(笑))
久し振りにぶらぶらして楽しい場所でした。
また時間を取ってゆっとりと来たいです(^^)
蒸留の行程で石炭を使っているなんて
初めて知りました。もっと味わって飲もうっと(笑)



食事が終わって散策。貴重な建物や昔ながらの製法で製造している工場などを散策して、思いのままにぱちぱちと写真を撮っていきます。なんか天気が良ければ、または思いっきり悪ければ写欲をそそったのでしょうが・・・(笑)

おみやげは工場限定の「原酒」。ブレンドする前の樽出しのシングルモルト10年ものです。これで@5000円。両方の実家、自分用にと3本も奮発してしまいました(笑)

●小樽に引き返し

ニッカの工場で結構時間を食ってしまいました。出たのは2時前くらいだったでしようか。この時間では積丹の方まで足を伸ばすことが出来ません。このあと小樽運河まで戻って、北一硝子で買い物をしたいという嫁さんのリクエストに応えなければいけないという事情もありまして。
この時間になると余市から小樽に向かうR5は既にのろのろ運転になっています。当然の成り行きでフルーツ街道(広域農道)経由で小樽の裏手に出る事とします。こらはスイスイ。あっという間に小樽に着いてしまいます。この頃になると雨が本降り。つくづく途中で引き返してよかったなと・・・・・(笑)

ここまでで折り返し。余市のえびす岩・大黒岩。
とても積丹までは行けませんでした・・・(自爆)
ローソク岩。46メートルもあるらしいですが・・・。
かすんでよく見えませんでした・・・(笑)
沿岸の安全を守ろう!(^^)
小樽祝津の「鰊御殿」。霧が濃くて霧笛も鳴って
雨も降り、寂しさ雰囲気満点でした・・・・(謎)
中は昔の漁場のお勉強が出来る様に
なってます。たまにはしっかりお勉強を(笑)
とかいって畳敷きなので休憩するのにも格好の
場所だったり(笑)・・・けどねそべっちゃダメよ(爆)



時間は午後3時。思わぬところで時間が空いてしまいました。どこか見ておくスポットを1つ・・・・ということで、鰊御殿に行くことにします。鰊御殿にいって、北一硝子に行って、で時間調整がうまくいきました(笑)
鰊御殿に行くのは・・・正直10年ちょっとぶりです。ここもそんなに人が居ません。全くもって運河沿いなど特定のスポットに人がいるのに少しはずれると全然人がいない・・・・なんかホントに昔と全然ちがうなあ・・・と(ちなみに北海道最終日は土曜日だったのですが・・・・)。
200円払って中に入ります。ぱらぱら程度くらいの人しかいません。まあそのくらいの方が小さい子供連れにはちようどいいのでもありますが・・・・(ついでにここは畳敷きなので子供をごろごろ遊ばせるにはちようどいいのですが(爆))

一通りの社会見学を済ませて(笑)北一硝子へ。
午前中に通ったときに確認したのですが「きようの営業時間は午後6時まで」・・・・とあったので時間を合わせての買い物です。
いつの間にか北一硝子も建物が多くなっていて、閉店まで1時間とあってはどこにいけばいいのやら・・・・(笑)
せっかく観光客も多いのですから、常時7時か8時位まであけておいて貰えると嬉しいのですが・・・・・。

ここでは数点の買い物をして1万円強ほど使わせて頂きました(笑) ペアのビアグラス、水割りのグラス、嫁さんの誕生日のペンダントなど。車ですから北一の買い物は結構気楽でする割れないか、という心配もしなくていいですし・・・・・・(^^)
ただし3歳児をつれて硝子ショップを買い歩きするのはちょっと神経を使いますね・・・・・(笑)

最後の最後まで雨でした・・・@北一前(^^) 「小樽よしもと」の後釜は・・・なんと!
「Mr.マリックの小樽超魔術館」だそうです(爆)
なんか噴水は手入れが行き届いていないようで
詰まって出が悪い個所が多数でした・・・(爆)



そのあとは・・・・・・またまた昨日オフしたメンバーが見送りに小樽まで来てくれるというので元のマイカル小樽へ。
ポスフールで船の中のための買い物をします。さすがに3食レストランではもうお金も持たないのでスーパーで買い込んで翌朝は起きた時にテーブルを出して、という朝食にする事にしました(笑)
ここで職場向けなんかの土産を買います。一通りここで最後の買い物が出来たのはラッキー(笑)
ついでに中の食堂街で夕食も済ませることとします。

あとで積み算してみたのですが、やはり外食に破格のカネを使っていて、これでは旅費が異常にふくらんでしまって、というのも無理がないな、と思いました・・・・。
せっかくの旅先でコンビニとかスーパーは、という声があるかも知れません。しかし自由な旅を続けて行くにはやはし家族連れでも原理原則に?戻らないと・・・・・という話でもあります(笑) 次回からはほどほどコンビニやスーパーも使っても財布に優しい旅をしないと・・・と思った次第です(笑)

#弾けすぎは、よくないです(笑) 共働きだと思って少々弾けすぎました(爆)

旧マイカルで昨日のメンバーと落ち合い、きのう渡し忘れた名古屋土産(名古屋からすがきやの味噌煮込みインスタントをいっぱい積んできていたのですが、きのう渡し忘れてしまったのサ(爆))を渡して解散。私たちは船乗り場に直行です。
船の時間は11時半だったので、ちょうどいい時間つぶしになったといいますか。
ここからターミナルまでは車で数分。時間調整にはここで〜というのがよさそうです(笑)

●いよいよ北海道とさよなら

そんなこんなでいろいろと充実していた今回の北海道旅行もおしまいです。火曜日に上陸して土曜日まで・実室道内5日間。
楽しかった北海道マイカー行脚もここでおしまいです。
フェリー乗り場の乗用車のレーンに車をつけて乗船のスタンバイです。きょうの南行は行きよりも乗用車の台数が少ないようで、乗船もゆったりとなりそうです。
小樽のターミナルはぴかぴかで、最後の買い物なんかもゆっくり出来ます。或る程度の買い物をして乗船となります。
ちなみに車で待機していたときに誘導の人と話をしていたのですが、過日行きの船であったような「人数が・・・・」という話は年に数回ほどあるとかいう話を聞きました。
考え方によっては恐ろしい話なのですが、話としては分からなくもない話。
現実問題として、交通事故の数倍の人が自ら命を絶たなければいけないような社会でもあったりします。
誘導の人がいろいろとグロな話しをすれば、私も「いやあ私も近鉄沿線で大阪から三重の鈴鹿や伊勢の方まで来て、普通列車しか止まらないような駅からふがふが・・・・」という話をしていまして。なんでわざわざ北海道まで来てこんな話しに・・・・という話で北海道最後の夜になってしまったのでした・・・・・(^^;

帰りの船も「あかしあ」でありました(笑) お土産、最期まで買うチャンスあり。とかいって
船内の売店でも一通り揃うのですが・・(爆)
フェリーの通年のお得意様はシャーシです。
この日もチルド、生乳コンテナなどが満載でした。



10時半くらいに誘導されて車をフリーの中へ。行きよりも荷物を絞り込んで客室フロアに上がります。
すいてるかな。。。。。と思ったら、きょうは団体さんが乗っていまして。思いの外盛況のようです(笑)
きようは部屋に直行して、布団を敷いて停泊中に寝てしまうことにします・・・・・・。

まあ色々思いかげない話もありましたが、今回の旅行も悔いの類はなし。
悔いがなかったのですっと寝てしまいます・・・・・(笑)
帰りは建具がびりびり言うこともなく、静かに眠りに落ちていったのでした・・・・・・・・。

(つづく)


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