引き続き、翌日の話です(^^)
起きたらまわりは真っ白けでした。夜のうちに雪が結構降ったようで、車の上は30センチとは言わないけれどそのくらい雪が積もっていました。
朝もう一度風呂に入り、朝食は部屋食でいただきまして。
車とまわりを除雪して(笑)、天気を見計らって新穂高へと行くことにします。
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とりあえず除雪して出発。排雪時間約15分! | 宿前の山腹をみると、野鳥の集団営巣?の 場所を発見。。。。多分そうでしょう(笑) |
前日はドライだったのに、一夜でこんな光景を 走ることに。。。。 |
朝もう一度きのう行った栃尾温泉の足湯に行きます。きのう結局中途半端で帰ってきてしまったのでどっかの内閣ではありませんが再チャレンジすることにしました(謎)
今回は我が家族、入湯可能な3人で交代で入ります。どうやら我々が一番乗りだったようで、足跡の全くない新雪の中を歩いて足湯へ。一番乗りのお風呂、もうこれは至福ですね(笑)
子供は雪の中で大はしゃぎ。普段雪なんて見ないので服が濡れようが親の後始末なんかどうでもいいようでダイビングしたりと大変です(^^;。けどたまにはいいよな、こういうのも、といい風に解釈。。。。(^^)
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雪見の足湯、一番乗り!ちなみに付いている 足跡は、館長のです(笑) |
オフシーズンの新穂高ロープウェイ・温泉駅。 ガラガラでした。3連休じゃなくて良かった(笑) |
ゴンドラに乗っていざ極寒の山頂へ。。。 これは第一ロープウェイ。 |
#栃尾の足湯に関しては「館長の温泉メモ」の方をご覧下さい(^^)
足湯リベンジ?をし終わった頃に天気は快晴になっていました。天気がいいので、我々は新穂高ロープウェイに行くことにしました。この天気であれば多分イケるだろう、という期待を持って・・・。
新穂高温泉のロープウェイ乗り場に着きます。ほどほど車が入っているようで、一番上の駐車場に誘導されます。冬季12-3月までは観光客も登山客も少ないと言うことでなんと無料。ちょっとラッキーでした(笑)
きっぷをJAF割引で買い(大人往復2800円もするのよ、割引は使わないとソンです!)、乗り場に並びます。30分間隔でほどほど満員のお客を乗せて往来しているほどの乗客数でした。次の週(世の中3連休)だったらどっさりの人だったのでしょうが、われわれはいいときに来たのかもと思いつつゴンドラに乗ります。
第一ゴンドラは数分で中間のしらかば平に着きます。ここにビジターセンターとか温泉とかいろいろな施設があります。とりあえずのお楽しみはあとにして、我々はすぐに次のゴンドラ(日本初の二階建てゴンドラ)に乗って西穂高口駅まで登ります。
ここまで来るとさすがに暖冬という物の一面の雪景色。樹氷とどこまでも続く雪景色の中を登っていくことになります。
終点駅に着くとそこは雪山の中そのもので、そこ以外はどこにも出られない(冬山登山をする人は別)光景です。気温がマイナス12度あり、とりあえず屋上に登って、北アルプスを一望して、記念写真を撮って、それで帰ってきました、で終わり(笑)。無線機でも持ってCQでも出そうかと思ったのですがそんな雰囲気ではなかったな(^^;。また今度の機会としよう。。。(^^)
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第2ロープウェイのすれ違い。ちなみに上の階から優先乗車 だそうです。がぶりつきだったらどっちでもいか(笑) |
終点駅の屋上からみた穂高連峰。ちなみにこのときの気温が マイナス12度・・フィルムカメラだったら電池上がるな(爆) |
再びしらかば平にもどり、ここで昼食とします。
実は乗り継ぎの乗り場の横がベーカリーになっていて、焼きたてのパンが買えるようになっています。乗り継ぎの時にその香りが登る人に向かってプワ〜ンと漂う仕掛けになっていて(笑)、下りてくると焼きたてが出来上がっていて否が応でも食べたくなるような仕組みになっています(爆)。当然、我々もその仕掛けに乗りました(笑)。この時期でもあっという間に売り切れてしまう回転率だったので、果たして観光シーズンになったらどういう店の回し方をしているのだろうとちょっと余計な心配もしてみたり。。。(^^;
当然な話ですが、きのう持ってきた魔法瓶には宿でたっぷりお湯を入れてきました。ここでも魔法瓶が大活躍。持ってきたインスタントコーヒーキットでコーヒーを入れ、インスタントのみそ汁まで作っちゃって。できたてのパン(ホンマ、中のジャムやチョコ類までホッカホカなんだもの)と一緒にいただき(おまけに昼食安くついちゃって)、またまたちょっとラッキーだったのでした(^^)
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実情をふまえ表記は 英語、ハングル、 中国語表記に。 |
こちらも実情か、携帯の コイン式充電器が各所に 完備でした。 |
乗り継ぎ場にある「アルプスのパン屋さん」。 結構繁盛してました。。。 |
アルプスをみながら、ホント焼きたてのパンと、持ってきた ゴールドブレンドを入れての昼食・・・最高です(笑) |
わたしビックリしたんですが、ロープウェイの3つの駅には、すべて「全キャリア対応の携帯電話の充電器」があるんですね。これも時代の流れかと感心してしまいました。
#個人的な考えなのですが、【アルプスクラスの山】(特に高度な登山技術を要求されるところ)に携帯電話のみの通信手段で登るのは少し無謀だと思います。
わたしは一人のアマチュア無線家として、免許を取ってハンディトランシーバーを持って登ることをお勧めしたいです。
山小屋にたどり着けば衛星を介した通信手段等がありますが、携帯電話の数倍の出力を持つアマチュア無線機が大きな安心感をもたらすのは過去の歴史が示すとおりです。1wのアマ無線のハンディ機があれば、100キロくらいの範囲のアマチュア無線家が誰がしか聞いている確率が高いです。実際、私の家からはこの穂高連峰を縦走する方(我が家と穂高連峰とは150キロ以上離れています)とのアマ無線のハンディ機と交信実績があります。
ハンディ機には乾電池も使える物もありますし、最近は乾電池関連の性能向上も著しいです。充電機会の少ない携帯電話に命をゆだねることはなるべく避けた方が良いのではと個人的には考えます・・・。
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んまあそれは余談として・・・・・
で、またまた足湯・・・・。
乳飲み子がいるので露天風呂とはいかなかったのですが、雪の北アルプスを見ながらの足湯なんてのはこれまた至福の時でもありまして。。。。通常だったらすぐ下りてしまうところ、1時間半くらいここで滞在してしまいました(^^;
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しらかば平の足湯。 結構ポイント高いです。 |
その足湯の横にある「かまくら」。結構中も広かった が。入り口で館長は頭を・・・以下略(爆) |
ロープウェイ温泉駅の 温泉たまご。2コ百円、美味。 |
温泉たまごを賞味しながら 足湯に入る。なかなかいい(^^) |
下に下りてきたらまたまたま足湯(笑)
これできょう3湯目・・・いい加減に足がふやけてきそうです(^^;。
新穂高ロープウェイの駅の入り口の売店に足湯があり、ここでも温泉たまごを味わいながら足湯を楽しみます。ちいと熱かったがそれもまたヨシとすることで。
#しらかば平・新穂高温泉駅の足湯に関しては、「館長の温泉メモ」をご覧下さい。
あとは帰るのみ、子供抱きっぱなしだったので駐車場で一休みして、延々と走っていきます。今回はホントに天気に恵まれて、最後の最後まで晴れの天気。最後に高山で、行きに目をつけておいた乗鞍のビューポイントで写真を撮って、下道で無線をしながら帰ってきたのでした・・・。だらだら帰りになってしまい、帰ってきたら午後10時でした(^^;
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帰りの福地温泉で。をを、すごい氷の芸術だ、と思ったら、 上から水撒いていました(爆) けど結構な規模だった(^^; |
今回のロケハンベストポイント。高山市某所からの乗鞍連峰。 写真ではなかなかわからないけど、結構ナイスな眺望です(^^) |
●まとめ。
最初に二つの区切り、と書きましたが、「最初の区切り」に関しては正直旅行でだいぶはじけました。ナニも後のこと考えなくていいし(直前職だともう後のこと考えると体力は温存しないといけないし、勤務を考えると旅行の日程も大幅に制限されるし、というのが現実でもあったので・・・なにせ酒もろくに飲めなかったしね(笑))。この原稿を書いている現在次の仕事は決まっていませんが、まあ次のことを考える為に気持ちを切り替えるにはいい旅であったと思っています、はい(笑)
もう一つの区切り、アナログ写真からの決別というかフルデジタルでの写真運用に関してもまずまずの結果を得ることが出来ました。写真用途は最近はもっぱらこういうHP利用なので画像解像度的にはまったく問題なし。たまに画像を提供して欲しいとかいう依頼も受けることがあるのですが、このくらいであれば大丈夫かな、という感じです。
そして何よりも現像・フィルムコストから解放された、そしてその容積から解放されたというのは大きかったです。持っていた機材の再利用も可能になり、こうして旅行記等を書いていく気力が復活しました(笑)
さて問題なのは。。。。
当然の事ながら、次の仕事をナントカすること。。。。(爆)
(2007.02.19記)