【徳島・鳴門の旅行記(その1)】

今回の旅行は、徳島に上陸して鳴門の渦潮を見る、という旅です。

☆まずは発進・・・・四国をめざす。

2013年3月2日。前日は遅くて12時過ぎまでアレコレ準備をしていたのですが、先ず最初の目的の「潮の一番いい船に乗って渦潮を拝む!」という目的を果たすためには出発時間を遅らすことはできません。朝飯も食わずに荷物を積み込んで、GPSロガーをセットして出撃です(GPロガーうんぬんについては、あとで詳しく触れます。

実は改装してから初めての御在所サービスエリア。
早朝から結構混んでいたりする・・・。

 7時10分に自宅を出て、近くのインターから東名阪に乗ります。流れていますが、交通量は自家用車を中心にかなり多いです。この先の渋滞が心配。けど前に進むしか方法はありません(笑)。

 御在所のSAで食料を調達。実は改装されてから初めて入ったんですが、思ったほどでっかくなかった。スタバとコンビニが入って、そこの大繁盛が目立つ様相。
取り急ぎおにぎり惣菜パンを買い込みすぐ発車。このころから雪ちらちら。発車してすぐ渋滞。鈴鹿まで渋滞。そういえばきょうはサーキットのモータースポーツファン感謝デーで入場無料だったんだ・・・と思い出す。まあそれとは関係なく、新名神の四日市JCT〜亀山間が出来ないことには根本的な解決は難しいだろなぁ、とも。。

 渋滞を抜けてから神戸までは快調なドライブ。新名神ではかなり雪に降られましたが一時的なものだったのでひと安心。
各所の道路情報ラジオを聞いて行きながら走るが、滋賀県内では1号線のそれと新名神の情報ラジオが激しく混信してる。最初から状況を考えながら設置したのかと電波行政のいいかげんさ?を感じながら走る。(だれも文句を言ったり、改善をしようとしないのかな?と激しく疑問に思った次第。)

 9時過ぎに名神に合流。草津のパーキングで2回目の休憩。ここも全般的に繁盛してるけど、コンビニがさらに繁盛してる。こういう状況を見ると、日本人の思考はハンバーガー屋といい、コンビニが注目されてさらに繁盛、という状況を鑑みると、モノカルチャー化が激しく進んでいるのではないかと考えてしまう。まあ、自分も人のことは言ってられないんだけど?(笑)

草津を出発してからは淡路島までノンストップで走ります。名神を終点の西宮まで走るのは記憶にない。ないから初めてなのでしょう、きっと。いつも関西方面に車で行く場合、名阪国道経由だったんで。。。

 阪神高速3号に入る。現金では900円だって!はよETCつけろ、キセル走行は割増請求だから倍数請求だとめっちゃ高くつくよ!という警告の意味合いもあるのでしょう。うちはかなり早い時期からETCだったからぜんぜん関係ない話なんだけど・・・・。
神戸市内から第二神明の手前あたりまでのろのろ運転。神戸の町は走っていて楽しいので渋滞は苦にならない。そういえばまやケーブルで六甲山に昇ったのはもうかれこれ2年前以上前だったっけ・・・・。

 かなり走ってきたけど、休憩2回挟んで神戸まで3時間くらいしかかかっていない。実質走行時間で2時間半。ETCつかって3000円かかるか位だから、ガス代も考えると大阪方面への旅行はどう言う手段で行こうかアレコレ考えてしまう。国策で安くされているんだけど、出ていくお金のことを考えるとそう考えざるを得ない。一人身だったら18きっぷ、次に近鉄の週末フリーパスで急行往復とか考えちゃうんだけど、家族4人の主となった今は。。。。はい(笑)

名谷のジャンクシンから神戸淡路鳴門道に入り、広い3車線道路のトンネルに入る。トンネルを抜けると舞子のバス停。結構人が多い。途中のバス停の部類でこんなに繁盛しているのはあまり見ない光景。まあ下がJRの駅らしいので、必然的な光景なのでしょう。四国に行くときは岡山経由に限るというのは鉄分純度が高いことの裏返しなのが現実なんでしょう。

 海峡を一気にわたります。あっという間です。けど一家にとっては初めての話。ゲーム没頭中の子供もプチ興奮です。(帰りは無関心だった。がっかり。(笑))
当初の予定どおり、淡路のハイウェイオアシスにピッイン。ここまで走ってまだ11時過ぎ。あっという間すぎ。けど先の予定があるので真っ先にレストランで食事。結構席が埋まっている。場所探しに苦労する。ここのセルフのレストランのすごいところ、あっという間にモノが出てくること。自動券売機とオーダーシステムが連携しているんだけど、それでも早い。マクドナルドもびっくりの速さである(メニューの複雑さを考えれば、ハンバーガーショップと十分タメを張れるスピードだと思った次第(笑))


観覧車。思わず乗って、
こっそり無線してまった(^^;
景色は申し分ないです。で、右下の看板なんですが・・ 襲われるらしいです。
気をつけましょう(笑)



ここまで急いできたので、やっぱりちょっと休憩することにする。
人ごみをかき分けて外に出ると、目の前には明石海峡が広がっている。目の前は神戸である。左につり橋、遠くに神戸の町並み、真下はまったりな淡路島の町並みである。いろんなものが見られて自分のお気に入りの光景に入りそう。
で、観覧車にも乗ってしまう。あまり乗っていないのか、ダミーで何箇所かぬいぐるみが乗っていた(爆)。まあいいか。夜は夜で神戸の夜景が見られるから繁盛するのだろう、と勝手に想像(謎)。
観覧車で、持ってきた無線機でCQを出してみる。ハンディ機なのでそうは遠くから呼ばれないだろう、と思ったら、いきなり岡山から声がかかってしまう。ちょっと意外だった。次に対岸の神戸の小学生が呼んできた。観覧車に乗らなくてもよかった距離か(笑)。まだはじめたばかりのようで、自分が4局目だとのこと。年の差35歳くらいある交信みたい。うしろに親御さんがついていたようで、ひそひそと声がする。なんかほのぼのモード。無線というのは年や職種、国の枠を超えてコミュニケーショが取れるサイコーな趣味だと自分は思ってる。コミュニケーション能力をつけるにはもってこいだと思うんだけど、うちの子なんかはぜんぜん興味がないようで。それよりも習い事や勉強で時間をとられて大変なのはわかっているけど、、、、、。何事もほどほどでいろんな能力をつけて大人になっていってほしいんだけど、現代の世の中はそれを許容してくれないようで。一瞬の、数分の交信だったけど、いろんな事をあとからアレコレ考えてしまったQSOだったとあとから思った次第。

車に戻って、元の旅程に戻ることとします。淡路島の島内はマッタリ高速モード。すでに陽の光は春モードという事もあるんですが、車の数もぐっと少なくなり、高速バスばかりが目立ちます。1時間もたたないうちに大鳴門橋をわたります。きょうは40キロ制限。制限がかかるのも無理もない、かなり左に何度も振られます。自分は見えなかったけど、渦らしきものも見えたみたい。
高速を鳴門北で降りて、まずは観光汽船乗り場へ・・・・船は複数あるみたいだけど、今回は無難に一番大きなところにします。

☆渦潮は拝めま・・・・・・・

14時半の船で、一路鳴門海峡に向けて出航。いい時間を狙っていったので、ほどほど乗客があります。時刻表になかったけど、2階のデッキは1000円増しの一等扱いなんだって。高いところから渦を拝むと2530円もかかるのか。いい商売だな、と関心関心。(行った人は一人もいませんでした(笑))

が、波が予想以上に高い。風も強い。港を出たらいきなり大ゆれ。きゃーきゃー声があがります。悲鳴かな歓声かな、多分前者でしょう(笑)。ゆれるゆれる、波は高い、潮は急流。で・・・・なんか波がくちゃくちゃで、いったい何が何なのかわかんない状況。激流なのはよくわかった、みてとれるくらいの急流。遊園地のスプラッシュなんとかとか、なんとかウォーターフォールよりは格段におもしろい。子供が素直に口述したので本当でしょう。(ちなみにその後うちの子は、デッキに出ていて大波を頭からかぶってヒーローになっていました(笑))
なんかよくわかんないまま30分ちょっとの航海はおわり。次回リベンジが必要な航海となってしまったようです。

観光船乗り場。ピカピカです。 これはわんだーなるとの2号車?です。
船上結婚式をやっていました。
大激流です。川じゃないですよ。海ですよ〜。向かいが徳島側。 こんな激流でも逆らって行く船がいました。(流れは左から右)
向こう岸は淡路島です。




船を下りて、近くの無料パーキングで1時間ほど無線タイム。鳴門市はアクティビティがないのか、ローパワーなのに結構呼ばれます。旅の楽しみに加えている無線運用もできて、本日はほぼ満点の昼行程でした。

5時半くらいにきょうの宿に投宿。(宿は、鳴門海月。)
今までビジホだの車中泊だのと、ストイックな旅?をやってきましたが、今回は久しぶりに遠出ということで料理の出る旅館ということにしました。旅行貯金を月々の給料から細々と積み立てているので今回は奮発です(笑)
部屋は全室オーシャンビュー、布団は敷いてくれるし、こんな旅行は久しぶり。ウン年ぶりくらいです。
夜の料理は鯛の会席料理。食べきれないくらい食べて、ビールも飲んで。ここ1年以上仕事的に結構きていたので、この一晩で一気に解き放たれたような気がしました。(多分、おそらく。。。)


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