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函館 幸坂 1990-09-21

元はコダクロームです。エマルジョンのアタリが悪くてかなり逝ってます。モノクロであげました。

あれは大学4年の最後の夏休み。3年連続で車で出かけて、最後の年は一人気ままに愛車にシュラフにテントにカセットテープ山ほど載せて、1ヶ月の長旅に出ました。もうこんなことをする機会はないと思って。

小樽から入って道内回りまくって、最後に来たのが函館。8月の盆明けに出て、この時には9月の20日を過ぎていました。すでにゼミ以外の単位は3年で全部取ってしまっていたので4年は殆どバイトと遊び。今の学生さんからしてみれば信じられない!という年でした。

いろんな人と出会って、最後ここに来たらまたヒトリになっていました。最後はさすらいロンリー。かっこええ!(笑

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(写真は大三坂 1990-09-20)

#これは色がましだったのでカラーのまま上げます。

この写真は9月の20日だったので、もう夏も終わり、秋晴れ、夏名残惜しく北の大地を去る前日、の一コマでして(元ポジはもっと秋のヌケた青色をしている)、写真を見返すとちょっとあああの時は一人おセンチになっていたな~、と思い返してしまうのです。それはなぜか25年以上経っても同じなんです。写真の力というものは大きいです。あの日あの時ピンと来た時にはシャッター押しておいてよかった、という写真です。

話が少しずれますが。僕は何度か函館は行きましたが、実のところ函館で旅人さんと交わったことがありません。実のところそれが旅の宿題でして、もし行けるならばソレ系の宿に泊まって、今からでもその残された課題の、空いた穴を埋めに行きたいと思っています。観光はそれなりでいいので、出る人入ってくる人が交わる現場にいきたいなぁ、と思っています。これは生きているうちに絶対埋めたい欠けたピースというか、そんなものであります。

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函館山の「朝焼け」1990-09-21

その夜。僕は通行規制が融ける22時を見計らって、愛車で登って、山上で車中泊をやりました。目的は一つ。函館山からの朝焼け、昇る朝日を見たかった。

夜景は誰でも見られるけど、この光景は頑張らないとみられません。刻々と色彩が変わっていく、開けていく朝の光景を見たかったのです。僕の北海道最後の目的でした。

結果は上の写真のとおり。ワンチャンスをものにできました。

そして仮眠したら、日は上って僕と愛車は観光バスに取り囲まれていました(爆)

そして大間行のフェリーに乗って北の大地を後にして、陸走で数日かけて帰ってきたのでした・・・(^^)