2004・なつの北海道旅行(2)


2004年の夏の北海道旅行記です。長々と書きますのでヒマな時にお読みください(笑)


◎結局月曜休みで出発

結局今回の旅行は病院がらみで月曜日を休みにして出発することにしました。一応決月曜日の夕方、仕事が終わったらタクシーで名駅に行き、7時半に自宅を出て舞鶴にいく、なんていう計画を立てていたんですが、通院休みにしてしまったお陰でゆったりと出発することができました(笑)。
おかげで高速代も3000円ほど節約できまして逆にラッキーな話となりました(笑)。

1時頃に荷物の積み込みは終了。戸締まり、お隣さんへのあいさつなどなどを済ませていよいよ出発です。
最初の目的地は、なんと役場(爆)。参議院選挙の期日前投票をします。子供のために風船まで貰ってしまいます。

#選挙にはかならず行きましょう(笑)

途中、給油、買い出しを済ませていよいよ船乗り場のある舞鶴へと向かいます・・・・・。

#ここ最近、空き巣狙いなどが頻発しているのは周知の事実。泥棒サンは突然入るのではなく、ある程度下見をしてから生活パターンを読んで入るのがセオリーだそうです。入られない工夫や、入るのに時間がかかる防犯体制をしておくのはもちろんの事、ご近所同士で一声かけて、というのも忘れずにというところでしょうか。当然、取られて困るものはうちは全部貸金庫にぶち込みました(爆)
(旅の防犯指南はここではしませんので、ご自身の責任で旅支度を・・・(笑))


◎いきなり温泉「北近江の湯」

出発日で実は一番懸案だったのが「おふろ」。
フェリーに乗っては夜中の12時に風呂にはいることになってしまいます。3才児にはちょっといただけないシチュエーションです。
よって時間が大幅にあいたこともあり、温泉に入って行くことにしました(笑)
ターゲットは南濃町にあり、通り道にも当たる「水晶の湯」。
が、月曜日ということで休み・・・・・・(爆)。
んじゃあ通り道にある温泉は他にどこがある?という話になり、それならと言うことで昨年秋にいった「北近江の湯」に行くことにしました。うーん、なんというこの機転のよさ(爆)。

無事に子供が起きている時間内に、風呂にありつけることができました(^^;

第一目的地は役場(爆)。期日前投票。
みなさん、選挙行きましたか?(笑)
次の目的地はきょうのお風呂。
北近江リゾートの「北近江の湯」へ。
フロントには七夕飾り。
願い事は・・・(笑)

ここは休日に行くと1200円ですが、平日ということもあり900円でガラガラの湯を満喫します。風呂上りはビン牛乳で一服。当然です(笑)
フロントには七夕飾り。そう、翌々日は七夕・・・・。1枚短冊をぶら下げます。願い事は・・・・・「子供のオムツが早く取れますように(爆)」

短冊をくくって、汗も流して再び車に乗り込みます。


◎今回は舞鶴から

今回は舞鶴からの乗り込みです。
要は小樽につきたい、最初の夜にホテルで横にならせてほしい、そのためには苫小牧よりも小樽につきたい、という理由でして。
そんなわけで小樽行直行フェリーの乗り場は必然的に舞鶴、となります。
最初の予定では月曜の7時半出発@自宅だったので、可能な限り高速を使い、目一杯走る予定だったんですが・・・・・ひょんな病気のお陰で下道大王コースとなってしまい(爆)、時間を持て余すこととなってしまいました(笑)

木之本からR8を敦賀に抜け、R27へと入ります。さすが原発銀座?(笑)、道がいい・・・・と思ったのは最初のうちで、あとはトレーラーなんかがビュンビュン行き交う片側1車線の幹線国道を恐る恐る流されるままに走って行きます(笑)。九州ナンバーのトレーラーや大型トラックがビュンビュン。思った以上にスピードが上がりません。

途中、どっかで夕食を・・・・と思ってなんとなく入ったのが道の駅「シーサイド高浜」。ここでイタリアンレストランに入ります。
パスタを注文したのですが、これがなかなかバッチグーなお味。思いの外いい目をさせていただきました(笑)。

8号と27号の分岐。
舞鶴へはここを左へ80キロ。
道の駅シーサイド高浜。
なかなかいい施設です。
ここのイタリアンレストランで夕食です。
なかなかパスタおいしかったです(笑)
実は時間調整も兼ねて。
となりはスパでした(笑)



舞鶴市内に入り、ちょっと本屋に寄り道して舞鶴港に到着。
そんなに車はいないかな・・・と思ったら、本日の乗用車は90台ほどありまして。
窓口はT&Cサービス(クレジット決済)で申し込んでいたので乗船名簿の記入は一切なし。窓口で予約番号を告げて、クレジットカードを提示して終わりです。
今日は一等も空席があったので、窓口女史の計らいで和室に変えてもらいます。ついでに子供は添い寝扱いでいいということで一部金額を払い戻しの扱いにしてもらいました(^^)

今回もお世話になります(笑)
舞鶴港の新日本海のターミナル。
敦賀と比べて質素。クレジットカードで
手続きは簡単。名簿かかなくていいし。
7月上旬は空いてます。ぜひ
高速フェリーで北海道へ(^^)
乗船開始。バックパッカー、ライダーは
数えるほどしかいませんでした・・・。




◎新造船「あかしあ」

きょう乗る船は、七月から舞鶴〜小樽直行便に投入された「あかしあ」。僚船の「はまなす」は引き渡し直前に造船所でぼや騒ぎをおこしていましたが(^^;、そんな問題も関係ないようで、当日も問題なく動いておりました。
0時30分出航で、乗船開始は23時過ぎ。ヨメ様と子供とは別れて車で乗り込みます。今日は全然混んでないので車の据え付けもスムーズでゆったりです。
昨年の旅行では二等寝台にして見事に失敗。子供が騒いで懲りた経験もありまして・・・・
実は今回一等なんて使って船に乗るのは初めて。
恐る恐る自分の部屋をあけると・・・・結構いい部屋じゃん(笑)。これで15000円/人で北海道に行けるのは安い!と思いました(笑) これなら毎年使えるわあ、と思った幸先のいい旅の始まりでした(笑)

夜も遅く。きょうは風呂は夕方に入ったし、そそくさと敷いておいてもらった布団に横になり、寝ることとします・・・

新造船「あかしあ」@舞鶴港。
7月デビューのピカピカでした。
チケットと前売りバイキング食券と
ルームキー。半券は想い出に(^^)
1等和室3人部屋です。我々には充分な
広さでした。ぜひおためしを(笑)



◎朝食はバイキング

翌朝。八時半に朝食をとりにレストランに向かいます。
朝食はバイキング。事前に舞鶴の売店で1000円で前売り券を買っていたのでレジにて渡して中に入ります(舞鶴の売店は22時までなので買いそびれにならないように(笑))。
バイキングは結構種類があり、このくらいの料金でこの品揃えならいいんじゃないでしょうか、といった感じでしょうか。
もっとも、船旅を楽しんでいる方々は年配の方が大半でしたので、価格設定と品揃えと海を見ながら、という話であればこれでいいんじゃないのかな、とも思ったりもした次第です(笑)

バンベール。矢○建設の
マンションでは・・(謎)
後方機関室の上にあたり、振動が
気になるかも・・・・・。けど眺望抜群。
負けてたまるかバイキング。朝食
1100円で二人分、の図です(爆)
この通りキレイなカウンターです(笑)
最初は渋滞しますが・・・・(笑)


けどまあコンビニ弁当を事前に買っていた人も結構いまして。どっちがいいか、という結論づけの話でもないのですが(笑)


◎優雅な一等、けど子連れには・・・・

今回の旅は一等です。和室です。
一等和室には・・・・
まずTVがあります。BSデジタルとハイビジョンが映ります。DVDのレンタルもあります。衛星追尾の関係上時々切れることもあるのが玉に傷ですが、船の上で情報から取り残されることはないでしょう(笑)。ちなみにTVは前面に端子があり、プレステを持ってきて楽しむことも可能ですが・・・・(爆)
パソコンなど電源がいる器械を持って旅することも多いでしょう、ACは洗面所など4カ所にあります。タップは旅行に必須ですが、一等では出番は多分出番はないでしょう(笑)。
その他ゆかた、ポットなどがありますが、なんといっても布団で眠れるというのは嬉しい物が有ります。
それろ、一等はカギがかかるのでセキュリティの面で安心できるということ。これにつきます。
昨年この航路だったかで洋上で連続盗難事件があり、洋上で海保の船を横付けして大騒ぎという話がありました。そんなこんなで一等の安心感を買って正解かな、とも思った次第です。

やっぱこれからしばらくの間は家族連れということもあり、飛行機で行ってレンタカーを借りるよりは安いですから、北海道はマイカー乗せて新日本海、というパターンになりそうです(笑)。

◎僚船との出会い

朝10時過ぎ。船内放送が流れ、僚船「はまなす」との離合を知らせてくれます。
時速30ノット、約55キロ強ですから海上で時速110キロのすれ違いをすることになります。
なかなかこういう機会はめったにあるものではありません。
定刻であれば日本海に浮かぶ飛島沖、時間にして10時〜10時15分くらいにペアを組む「はまなす」とすれ違うことになります。お客さんもぞろぞろとサイドデッキに出て来て、旅の間の貴重な瞬間を見ようとしています。
すれ違いの瞬間に、互いの船が長声を響かせます。汽笛の交換をしながら互いの船を見送る光景はそうそうめったに見られる物ではありません。

すれ違いはあっと言う間。カメラを構えるには心構えを持って、という感じでしょうか(笑)。
僚船を見ると、この船がすごいスピードで走っているのが分かります。後方の水しぶきの上がり方が高速船そのもので、こんなでっかい船でこんなスピードを出すとこんな感じですかあ、っていう話でしょうか(笑)。

アナウンスがあるので寝ていなければ確実に
みられます。ペアを組む南行舞鶴行き「はまなす」。
相対速度約110キロのすれ違いです。
写真はもたもたしていると・・・・(爆)
時間は午前10時過ぎ。山形県飛島沖180キロ
付近です。覚えておきましょう(笑)



この出会いは航海中一回だけ。見逃さないようにしましょう(^^)

◎船上で携帯電話は?

まあ旅先にまできて携帯だのモバイルだのさ、という話もありますが、欠かせないものでもあるものです(笑)。
今回は日頃チャットだの掲示板で世話になっている人たちと会うことも一つの目的でしたので、いろいろ連絡をとりながら旅してました。
とはいっても専用の掲示板を作って、ほどほどのやり取りでしたけどね(笑)。

本州側ですと、北陸に近いところ、石川県沖やそれ以南、北は神威岬あたりでしたら十分に使えます。もっとも船内は鉄の固まりですから、サイド又は後部のデッキで使うことになりますけどね(笑)。

確実なのは、クレジットカード対応のモジュラーシャック付き船舶公衆電話がありますので、そちらで重くないものはやって見てください(笑)

プレイルームもあり。私も
子供と玉遊びしてた(^^)
ソファーでくつろいでのんびりと。因みに
指定場所を除いて原則禁煙です。
やっぱし大海原をみながらのんびり、
ってのが船の醍醐味といいますか(^^)
ドコモの衛星(船舶)公衆電話です。
クレジット払いでモジュラ付きです。



◎揺れ

この船、時速にしたら55キロ弱出します。
結論から言うと、案外気にする人には揺れが気になるかも知れません。
特にレストランなんかは少し波があると食器や調味料類の共振が結構あり、レストランを後部に持って来たのが仇になっている感を受けます。
私達は和室だったのですが、行きは波が1〜2メートルという話でしたが建具がビリビリ言ってかなり気になりました。そのくらいの波でも見て分かるくらいの長いローリングがあったりしました。
船酔いする方はちょっと頭に入れて置いた方がよさそうです。


◎いよいよ小樽上陸 が・・・

北に上がるにつれて天気は悪くなります。東北を過ぎるころから雲が低く垂れ込めます。天気は仕方のないことと思って一喜一憂しないことにしているのですが・・・(笑)
そんなこんなで積丹岬を横目に見て、夕食の時間になったのでまたまたレストランへ。
夕食はまたまたバイキングスタイルです。1800円。今回も港で買った前売り券で入ります。
夜はちょっと気合が入っているようで、バイキングのなかに握り寿司とミニいくら丼がありました(笑)。食べ方によってはバリューな食べ方ができるかも知れません(笑)。

20時過ぎに小樽の港が見えてきて、観覧車が見えてきます。
程なくして下船のアナウンス。
我々も車両甲板へと向かいます。今回は混んでいなかったのでゆったり降りられます。
20時30分には外に出られたのですが。

船の内装は結構清楚ながらもゆとりの船旅をどうぞ、と
いう感じで結構いい作りでした。トワイライトも頑張らないと。
いよいよ小樽。20時過ぎに車輌甲板へ。 20時には小樽港に入ってます。
小樽ヒルトン等が目の前に見えて綺麗です。



あとから知ったのですが、この船で私達と同じ一等に乗った女性独り旅のお方が、下船時に荷物もカギも部屋においたまま現れなかったそうです。
海保がでて捜索はしたそうですが、どこで落ちたのかも分からず、なしのつぶてだったのでしょう。あとから関係者に聞いた話だと、年に何回はある話だとか・・・・・はい。

まあそんなこんなで北海道上陸。
無事に愛車で北海道2年連続クルージングのスタート、とあいなったわけです(^^)。

(つづく)


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