PART3:平成元（１９８９）年夏用〜平成２（１９９０）年冬用まで
PART3:平成元（１９８９）年夏用〜平成２（１９９０）年冬用まで
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・平成元年夏用 ・価格：１１，３００円 ・キャッチコピー「夏ってば、駅まで迎えにきてました」 この光景を見て、場所がすぐわかるあなたはツウです。そう、指宿枕崎線の西大川付近ですね。雲に隠れていますが、後ろは言わずも知れずがな、開聞岳です。 この夏、私はとうとうクルマで北海道に上陸してしまいました。友達連れていったのですが、動機が「頭割りすれば安く上がる」と言う不純なモノで、ソレがたたって私は以後「旅は出来るだけひとりで出かけるようにしよう」とココロに決めたのでした。 この夏は１８切符は使わなかったような。とにもかくにもクルマが欲しくてたまらなくて、バイトに燃えていたのでした。けどこのころからそろそろ気ままに旅をしたくなってきたのも事実・・・・といいつつ、実際のところ派手に遊び出すのは社会人になってからなのですが・・・・・（笑） |
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・平成元年冬用 ・価格：１１，５００円 ・キャッチコピー：「１０代は自由だい。」 このときの１８きっぷでの乗りまくり記録。 桑名−名古屋−塩尻−辰野−豊橋−名古屋−京都−門司−大分−熊本−博多−宍道−備後落合−三次−塩町−福山−岡山−播州赤穂−相生−新大阪−新宮−亀山−名古屋−富士−甲府−新宿−新潟−柏崎−直江津−富山−岩瀬浜−富山−高山−岐阜−名古屋−桑名。 このとき乗った距離が４１７６KM。普通運賃換算で４８５４０円分でした。お得度は、７６．７％というスーパーバリューだったのでした。 ちょっとやりすぎかな(^^; けどこれだけ乗る気力って、もうないし、なんか乗ってもむなしさだけが残る様な気がする・・・・ このころのトピック。このとき乗った「ビッグスキー大山号」のイメージキャラクターに、酒井法子が登用されていた。JR西日本の米子や福知山支社では藤谷美紀や森高千里のオレンジカードを盛んに売っていた記憶があります。 |
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・平成２年春用 価格：１１，３００円 キャッチコピー：「出会うためには、出かけなきゃ。」 いいですね、このなんとも単刀直入なコピー。 あなたは何に出会いに「旅」に出ますか。すてきな女性？すてきな彼氏に出会うため？そんなこともありますね。え？私？そう言うことを考えなかったのか？といえば考えたことはある、と答えますが.....（笑） 私はこのときは在来線の頃の板谷峠に行きました。どうしても「峠の力餅」が食べたくって。安くてらっき、と思ったのですが、思いの外甘すぎて、結局家まで食べきれずに持って帰ってきてしまいました。ちなみに赤福ならたぶん１箱全部食べきれると思うんだけど・・・・（笑） 後ろに写っているのは、九州のキハ５８ですね。 ちなみにこのときのロゴは、「青春」の字がただの角ゴシックからイタリックを使ったモノにマイナーチェンジされています。 |
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・平成２年夏用 価格：１１，３００円 キャッチコピー： 「いつかは 急がなければいけない日がくる。 その時までに〜」 後ろに写っているのは、九州のキハ３１です。今でも走っているはずですな。 いつかは急がなければ−そんな気持ちが私を北海道に引き寄せました。急ぐ気持ちを抑え、私は北海道にシロクニを追いに行きました。深名線にも乗りました。１８きっぷで。シロクニの切符が欲しくて、就職活動解禁日の「拘束日」（いまでは死語か）に切符を買いに行ってしまったり。（もっとも車で行って一部行程を鉄路にしたのですが。） この夏は感慨深い夏でした。初めて利尻礼文に行き、いろんな人に出会い、自分を知る。忘れられない青春の想い出。きのうのように蘇ってきます、はい。 想い出を思い出す度にまた旅に出ようとする。そう思っているうちは、まだ大丈夫なのでしょう、きっと。 |
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・平成２年冬用 ・価格：１１，３００円 ・キャッチコピー：「線路の先にある町。／知らない町へ」 ・ロケーション：奥羽本線 大鰐駅 モノトーンの広告って、なんかそそるモノがありますよね。私も写真をやるので、モノクロ大好きです。世間ではモノクロが一時期はやりましたが、本当のモノクロ写真ではないので少し静観をしていましたが。 まあそんなことはいいとして、このとき私は旅の記録を見るとおとなしくしていたようです。夏に北海道に１カ月、このあと卒業旅行をしようと言うことで、おとなしくアルバイトをしていた、また卒論を書いていたのでした。さすがに卒論をサボってまでは旅をすることは出来ませんからね。といいつつ、お金を貯めるためにせっせとハンバーガーを焼いていたのですが・・・・（笑） 「知らない町へ」−そんな好奇心で旅をしていたのは私も同じ。今では仲間と遊びを楽しむ旅が中心になってしまいましたが、またそろそろそういう旅もしないと。旅心が錆びてしまいますな。 |
